物件探しのポイント

そろそろ引っ越ししたいな、とか、仕事や学校の都合で引っ越しをしなけらばならなくなった、といったとき、物件探しから始めるんじゃないかと思います。都合に合わせてエリアは決まってくるかと思いますが、肝心の物件については、いろいろな条件がありすぎてどこから選んでいいのかわからない、と悩んでしまう方もいるはず。

そこで今回は、物件探しのポイントについて見ていきたいと思います。賃貸住宅の場合、物件には、マンション、アパート、コーポなどなどの呼び名がありますよね。これらには、実は明確な定義や法律があるわけではないのですが、おおまかに、鉄筋コンクリートはマンション、木造や軽量鉄骨の建物はアパート、といった慣習的な区分があるようです。また、管理人の有無によってもマンション、アパートが区別されるようです。

ただし、明確な定義がされていないため、わかりづらい名称の建物もありますよね。そんな時は、名前に惑わされず、きちんと構造や条件から、家賃が適正であるかどうか判断するようにしましょう。たとえば、アパートの場合は2階建ての場合が多いのですが、3階建てになると急にマンションと読んでいるのかどうか、物件によって変わってきます。外壁がタイル張りだったり、遮音性が高く設計されている場合、「マンション」と管理人などが名づけてしまう場合もありますし、逆に、特に気にせずにアパートと読んでいる大家さんもいます。

こういった認識の違いを避けるためにも、引っ越しの際の物件選びでは、名称などに惑わされず、構造はどういったものなのか、といった具体的な条件をひとつひとつ調べておくといいでしょう。せっかくの引っ越しですから、慎重に物件選びをしたいですよね。

自分でできる、カンタンなお部屋のメンテナンス④

そのほか、引っ越し後のメンテナンスとしては、部屋の結露についても気を付けておいた方がいいかもしれません。結露は、住んでみないとなかなかわからない問題ですので、引っ越し前は特に気にしていなかったのに、暮らしてみるとトラブルになってしまうこともしばしば。

そもそも、結露は、機密性の高いマンションで発生しやすい現象で、鉄筋コンクリートでできていて、窓が少なかったり換気扇などが少ないとなりやすいと言われています。さらに、室内で洗濯物を部屋干ししていたりすると皿に湿気がたまりやすくなってしまい、結露の原因となってしまうようです。

対策としては、まず、なるべく室内の湿気を少なくなるようにしましょう、たとえば、洗濯物を室内に干したり、お湯を沸かしたり、といった水蒸気などが発生しやすい状況の場合は、必ず換気扇を回すなど、湿気を外に出す工夫をするようにしましょう。特に、機密性の高いマンションの場合は、常に換気扇を回しておくくらいの対策でもいいかもしれません。

また、普段は使っていない押し入れやタンス、クローゼットも、定期的に換気をするようにしましょう。晴れた日などに開けっ放しにして換気をしたり、すのこなどを利用して空気が通りやすいように道を作ってあげるといいでしょう。

そのほか、冬に使う石油ストーブなども要注意です。石油ストーブなどは、ガスを燃焼させる際に大量の水所気を作ってしまいますので、結露の原因となりやすくなります。結露を放っておくと、カビやにおいの原因となりやすくなりますので、こまめに対応するようにしましょう。

結露は、引っ越し前の外観などからではなかなかわからないことが多いので、どうしても悩んでしまいがちですが、湿度の高い日本では、どうしても避けて通れないメンテナンスの一つです。決してあきらめたり悲観したりせず、こまめに対処していくようにしましょう。

自分でできる、カンタンなお部屋のメンテナンス③

前回、前々回に引き続き、引っ越し後に見つかったトラブルについての応急処置について見ていきたいと思います。前々回はトイレの水トラブルについて、前回はお風呂場のトラブルについて、と水回りのトラブルについて見てきました。

今回は、引っ越し後の部屋のメンテナンスについて見ていきたいと思います。集合住宅だと特に気になりがちなのが、ドア屋窓の開け閉めの際に出る音ですよね。ドアの開閉の際に、キーキーとなってしまうドアは、毎日の生活ではストレスになりがちです。そんな時は、ドアがきしんでいることが原因と考えられますので、油をさしておくとよいでしょう。ドアの金具である「蝶番」の部分に、工具用の油をさし、滑りを良くします。また、蝶番のねじが緩んでいる可能性もありますので、合わせてネジのゆるみも解消しておきましょう。

また、ドアが引き戸の場合は、まず、サッシ部分にゴミがたまっていないか確認しましょう。ドアや窓を取り外してゴミを取り除き、同じく油をさしておけばOKです。たいていの場合はこれで解消するのですが、それでも解消しない場合は、戸車を交換するという手もあります。ただし、こういったメンテナンスが発生する場合は、あらかじめ管理人や大家さんに相談するようにしましょう。

引っ越し直後はわからなくても、生活をしていくうちに、徐々に建物や部屋の「クセ」のようなものが分かってくるかと思います。そんなときは、慌てずにメンテナンスで乗り切るようにしましょう。

自分でできる、カンタンなお部屋のメンテナンス②

引っ越し後に、急に部屋にトラブル発生!そんなときはすぐに管理人や大家さんに相談するのが最善策です。とはいうものの、深夜だったり、土日だったりすると、なかなかすぐにとはいかないものですよね。そんな時の応急処置について、前回はトイレトラブルを例にみてきました。

今回は、トイレと同様に、トラブルが起こりやすい「お風呂場」について見ていきたいと思います。トイレと同様に、水回りとなるお風呂場は、トラブルが発生してしまうと日常生活に大きな影響がありますよね。できればコストを抑えて解決したいものです。

水が流れない、と言ったトラブルの場合、まず最初に確認することは、排水溝のチェックです。髪の毛やゴミおなどが絡まっていないかどうか確認しましょう。きちんと掃除していない場合、黒いヌメリなどがたまってしまいがちですが、こういったところも水が流れない原因ともなりますので、きちんと掃除をして置きましょう。引っ越し直後であれば、前の住人が退去をする際に清掃業者が掃除をしているはずですが、詰まりやすい構造の排水溝もありますので、こまめにチェックしておくことが大切です。それで持つ案利が解消されない場合は、市販のパイプ洗浄液を使ってみるといいでしょう。しばらく置いておくと、詰まりが解消されることがあります。

また、シャワーの水圧が弱い、と言ったトラブルの場合は、シャワーヘッドとホースをつないでいるパッキンを交換するとともに、シャワーヘッドの汚れを掃除すると解消する場合があるようです。それでも難しい場合は、シャワーヘッドを交換すると解消されるかもしれません。

以上はあくまでも応急処置の参考ですので、状況に合わせて対応するようにしましょう。決して無茶はしないように。引っ越し直後にさらに修理が必要になってしまっては、本末転倒ですよね。引っ越し後の新しい生活を充実させるためにも、きちんと管理人や大家さんに相談するようにしましょう。

自分でできる、カンタンなお部屋のメンテナンス①

気分一新、引っ越してからのの新しい生活がスタート、と思いきや、新居に早くもトラブル発生、な~んて経験、ありませんか?そんな時は、すぐに大家さんや管理人に相談して修理をするのが最もいいのですが、夜中だったり、土日だったりと、なかなか連絡がつかない時もありますよね。

そんな時のために、自分でできる簡単なメンテナンス応急処置をご紹介します。まず、よくありがちなのが、トイレの水トラブル。水が止まらない、水が詰まった、などなど、トラブルになりがちなエリアですよね。まず、水か止まらない場合は、まず。レバーがきちんと元に戻っているかを確認します。レバーがきちんとした位置にあっても水が止まらない場合は、応急処置として水の元栓をしまましょう。水の元栓は、タンクにつながっているパイプ管で、ナットなどで止まっていることが多い部分です。これをレンチなどを使ってしまてしまいましょう。こうすることでひとまず水が止まります。

また、逆に水が流れない、という場合は、何かが詰まっている可能性がありますので、ラバーカップを使ってみましょう。便器内に水が足りない場合は、バケツなどで水を足し、ラバーカップで強く引っ張ります。何度か繰り返して、なんとなく流れてきた様子が見えたら、バケツの水を少しずつ流して、確認しましょう。トイレの臭いに関しても、このつまりが原因の場合が多いので、詰まりが解消されると同時に解決されることがありますので、試してみてください。

基本的には、管理人や大家さんにお願いをして修理をしてもらうほうがいいのですが、どうしても応急処置をしなければならない場合は、上記のようなテクニックを使ってみてはいかがでしょうか。引っ越し直後で心細いかとは思いますが、焦らずできることから始めてみましょう。

引っ越しするなら、不動産屋さんをきちんと選ぼう

引っ越しをする場合、まず最初に手を付けるのは、物件探しですよね。エリアが決まっている場合は、早速そのエリアの不動産屋さんに当たって見るのもいいでしょうし、インターネットなどの検索サイトで大手の不動産屋さんから探してみるのもいいでしょう。それぞれにメリット・デメリットがありますので、自分にあうところを少しずつ探してみるといいでしょう。

たとえば、全国展開をしているような大手の不動産屋さんであれば、広範囲で物件を探してもらえますので、意外な提案がある可能性もあります。また、知名度もありますので、安心感がありますよね。ただし、値引き交渉や契約などの融通がむずかしかったり、営業担当者の御師が強かったりなど、デメリットもあるようです。

一方。昔ながらの地元密着型の不動産屋さんの場合は、大手の不動産屋さんに比べて物件数などは限られているかもしれませんが、地域に密着した情報を持っているため、掘り出し物件を紹介してもらえる可能性もあります。また、物件についても細かい情報を握っている場合があるため、よりリアルな情報をもとに物件探しをすることができますよね。また、大家さんともコネクションがあることもあるため、融通がきいたりする場合もあるようです。

また、ほとんどの不動産屋さんは、ビジネスとしてきちんと対応してくれますが、なかには悪質な業者も存在していると言われています。おとりのような好条件の物件でおびき寄せて違う物件を強引に進めたり、手付金などの前払いを求められ、後で返金してもらえなかったり、など、不都合な条件で契約させられてしまうケースも中にはあるようですので、そういったときは公共機関の相談窓口を利用して、事情を説明してみるようにしましょう。