小分け現金

引越しの時は、支払うものがたくさんありますよね。

まずは、その業者に代金を支払う必要があると思います。

次は業者から派遣されてきた、作業員のかたに渡す軽食・飲み物代があり。

荷造りしてしまったこともあるし、調理器具が使えないので

自分たちの分の食事に使用するための費用も、必要になってきます。

新居の町内会費が、引っ越したその日のうちに

急に必要になったりする、なんていう事もありますよね。

そうなると、何が何だか分からなくなってしまうかも?

だからと言って、まさかその場で、いちいち家計簿をつける

というわけにもいかないですよね。

それを避けるために、前もって分けておくと便利かもしれないですね。

例えば、小さめの封筒に幾らかづつ分けておいて、

業者への支払いなどの、額がハッキリしている場合には

封筒そのものにも記載しておいて、分けておくと後から便利だと思います。

その状態にして、クリアフォルダなどにまとめて入れておけば

中身が見えるので、間違って箱詰めしてしまうこともなくなりますし、

実際の住居の移動のなんかのときにも、そのフォルダさえ持っておけば

ほとんどの用事が済むので楽だと思います。

フォルダの中に一緒に、必要だと考えられるような様々な書類、

例えば契約書、見積書や領収書なども入れておくと分かりやすいです。

都度お財布を開けてバタバタと慌てなくてもいいので、見た目も

落ち着いた人に見えるので、チョット格好がつくかもしれません。

転居を決めてしまう前に。

お引っ越しをする前に、是非確認しておきたい事。

それは室内の明るさです。

以前、大失敗した事があるので必ず確認をお勧めします。

新しく住まいを決める時って、気になるのは

大体が間取りだとか、駅からの距離あとはセキュリティなどでしょうか。

交通の便がいいかどうか、家具を置いた時の動線はどうか。

色々と気になるでしょうし、備え付けられた調理のコンロの数なんかも

お料理が得意なかたなら気になるかもしれません。

でも、見落としがちで結構重要なポイントがいくつか。

例えば、コンセント差し込み口の場所や数です。

お掃除の時に数が少なかったり、位置が悪いと毎回

さしかえが不便で、お掃除そのものまで億劫になってしまいますよね。

それと同じくらい大事なのが、日中の室内の明るさです。

電気代のことを考えても、できれば自然光だけで済ませたいですが

あまりにも室内が暗いと照明をつけなければイケナイです。

でも、照明の明るさって体が疲れてしまうので本当は良くないんですよね。

かといって、暗いままでいると気分まで落ち込んでしまうという

科学的なデータもあるので、明るさは譲れないポイントだと思います。

単に隣りに立っている建物の高さも関係あるかもしれませんが、

自分が住む事を想定している部屋などの、向いている方角が

かなり大きく関係しているようです。

南だから、東だからイイという単純なものではないと思います。

転居を決める前に、是非明るめの時間に光の量も要チェックです。

ひと足だけ、先回り

お引っ越してから、周りの人たちとうまくやっていくには

ある程度の根回しも、必要なのかもしれないですね。

新居が新築の場合なら、工事の際の騒音だとか迷惑を考えて

手土産を持ってご挨拶がてら伺う、というのもイイかも。

顔を知っておくのは、お互いにとってプラスになりますよね。

ドコの誰だか知らないと、不審者がうろついていた時に

警察に通報するのが遅れたり、間に合わなかったりもします。

クール関係の宅配便など、荷物を預かってくれたり

案外、ご近所さんの存在って役に立つ事が多いんですよね。

会った時に、ちゃんと挨拶をしておくだけでも

“きちんとしたイイ人”だという印象を持ってもらえるようなので、

変な話ですが、何か厄介な事があった時にも使えそうです。

だからと言って、それを悪用してはイケマセンけどね。

ちょっと余談になってしまうのですが、

もし子供さんがいらっしゃるなら、あらかじめ

新居の周辺の、同年代のお子さんを持つお母さんに接触して

一足先に顔を売っておけば、幼稚園や学校などでお子さんが、

ポツンと寂しい思いをしないように手助けが出来るかもしれない、

という事もあると思います。あからさまに声をかけるように頼むと、

かえって「何か問題がある子なんだろうか」と怪しまれて、

警戒されたり、避けられたりもするので、加減が難しいですが。

今までいた土地を離れていくのは、どんなに明るくて前向きな人でも、

大人でも子供でも、不安をもっている事のほうが多いですので

関心アンテナの感度をかなり良くして

気をつけて見ていないといけない、タイミングかもしれないですね。

地名は要確認。

似たような地名には、是非ご注意ください。

もともと住んでいた家周辺の住所と違って、

新たに引っ越していく家の住所は、なかなか見慣れないものです。

覚えるだけでも一苦労なのに、チョットでも似ている住所だったり

その地域独特の住所だったりすると、時々ミスが起こります。

例えば以前にあったのですが、○○坂の上と下などのそっくりな地名。

他にもイロイロとありますが人って、何かを覚えようとする時、

自分の覚えやすいように読んで記憶しようとする、というクセが

多かれ少なかれ、どなたにでもあるようです。

一度見た瞬間にウッカリ、間違った住所で覚えてしまうと

正しく記載された住所を見ても、自分の読み間違いに気付かないものです。

自分自身は、現場を見に行ったりして場所を知っているものの、

業者のほうは、依頼主から知らされた住所を元に移動して、

新たな家へと向かうワケですので、間違っていたら大変なことに。

うまくクルマが進んで、住民の方が先に新居に到着するだとか、

荷物と一緒に人間も運んでもらえたりすれば、

そこで間違いに気がついたり、訂正の連絡をすることもできますが。

もしそうでなければ、タイミング次第で余計な時間がかかってしまいます。

その上、焦ることになるのでキズがついたりなんかという心配も。

業者への連絡の際には、きちんと一字一句読みなおして

よく確認してからのほうが、未然にトラブルを防げそうです。

お得に処分したい

引越しで出てきた不用品は、どうするのがお得?

まず衣類は、自治体によってはリサイクル目的で無料で

引き取ってくれることがあるようです。なんでもイイというわけではなく、

使われている生地の素材や、衣類の種類などが大きく関係しています。

ほとんどの場合が、使用歴のある下着は不可能なようです。

リサイクル後の用途が、施設への寄贈や簡単な雑巾(ウェス)などだそうですので

当然と言えば当然かもしれませんね。

下着以外であれば、リサイクル店でも可能だと思います。

ただしそでの長さや生地の材質、シーズン商品などは値段が上下します。

もし時間があるなら早めに、個人でオークションに出すほうがイイのかも。

送料を自分もちにすると、意外と買い手がつきやすい傾向があるようです。

家具類はいたみ具合にもよりますが、二束三文を覚悟できるのなら

リサイクルショップに持っていくのがイイかもしれません。

ほとんど値段は付きませんし、逆に処分料金を取られるかもしれませんが、

大型ゴミとして支払うよりは幾らか安いようです。

収集所まで運ぶ手間も、業者の見積もり兼引き取りシステムであれば省けます。

腰などを痛めて病院にかかる可能性を考えれば、遥かに安いのかも?

電化製品などは、古いかどうかなどに関係なくキチンと動作確認が出来れば、

高くはナイものの、ある程度のお値段がつくようです。

動かない場合でも業者によっては、修理する前提で買い取ってくれる

ということもあるので、何社かに連絡をしてみるのがイイと思います。

ふと振り返る

お引っ越しの時に、ふと思う事。

この部屋、この家って実はこんなに広かったんだなぁ、という事。

必要なものは全部荷造りをしたりして、不要なものは処分。

家具も選別して、晴れて送り出したその後には、

住んでいた本人でも軽くビックリしてしまうほどの、

とても広い空間が広がっていたりすることって結構ありますよね。

そこで過ごしたたくさんの思い出が、走馬灯のようによみがえって

一瞬、越していくことがためらわれてしまうこともあるかも。

この瞬間は何度経験しても、チョッピリ切なくなってしまいます。

色々といやな思いもしたけれど、そういうのも出ていくときには

ちょっと懐かしい思い出くらいにまで、格下げされていたり。

不思議なもんですよね、あの時はあんなに辛かったのに。

イジメの時なんかもそうなんですけど、終わりの地点が見えない状態で

ただひたすら走っている時って、ホントに苦しいんですよね。

でも終わりが見えた途端、気持ちに余裕が出来てきて、

自分を苦しめてきた存在が、取るに足らないものに見えてきたり、

なんでそんなに苦しんでいたかが分からないくらいになったり。

無理してガマンして乗り越えるのが、日本人のよくあるパターンですけど

少し距離を置いてみるのもイイのかもしれないなぁ、

などと思ってみたり。頭もこころも疲れた時は休ませないと、

気付かないうちに少しづつ壊れて、ちゃんと動いてくれなくなっちゃうんですよね。

そば

引っ越しの時もおソバですけど、年末に食べるのもおソバですよね。

日本人は蕎麦が好きだからなのかな?と、適当な理由をつけて

なんとなく自分のなかで納得をしていました。

でもちょっと違うんだそうですね。

年越しの時に食べるのは、金やら銀の職人さんが仕事終わりに

部屋中に細かく散ってしまった粉を集めるために、ソバを丸めて

その辺を転がしたというのが元だ、という話を聞いたことがあります。

ちなみに年越しのほうは温かいおダシを使った、掛け蕎麦ですけど

引っ越しソバは、ザルとかの盛りソバが多いですよね。

前者のほうはダシを吸ってのびやすいので、長生きするように

みたいな意味合いが込められているという話もありますが、

後者のほうは、多分ササっと食べられるし

まだ荷物だらけの場所がないような部屋でも食べやすいということで

盛りソバなんだというお話もあるようです。

ちなみにこちらの意味は、“おそばに来ました”っていう事なんだとか。

地域によって転居してきた人間がふるまう場合と、

迎える側の人間が越してきた人にふるまう場合と分かれるようです。

うーん、もうほとんどダジャレの域ですよね。

でもお蕎麦じゃなくても、食事が関係している時って大体みんな

比較的、リラックスしてお話ができる事が多いような気がします。

余談ですが、ご近所への転居挨拶で手作りお菓子をいきなり持っていくと

なぜかしら嫌味な印象を与える確率が高いようなので、

ある程度仲良くなるまで待った方が良さそうです。

処分してお小遣いGET

引っ越しで出た不要な物は、少しでも早く手元から放して

身軽になってしまいたいので、つい廃棄処分にしちゃいますよね。

考えている時間ももったいないので、とりあえず廃棄みたいな。

でも物によっては、リサイクルショップにもっていけば、

そこそこのお値段がついて、ちょっとしたお小遣いにもなるんですよね。

例えば衣類などはその可能性が比較的高い類です。

下着類は売却も引き取りも不可ですけど、外に着るものであれば

いたみが少なければ、割とお値段がつくものが多いです。

もちろんくすんでいたり傷があったり、毛玉がひどかったりする場合は

また幾らか事情が変わってしまいますが。

もう結構有名な技として、シーズンにかんけいする品物は

その季節のほんの少し前に持っていくと高く引き取ってくれるようです。

シーズンど真ん中だと、残りの日数なども踏まえたお値段になってしまって

思ったほどプラスにならないですし、

ましてやシーズンオフの場合は、ほとんどが引き取り不可になります。

自分に必要のない時期には、みんな必要ないので当然といえばそうですよね。

お店がわとしてもなるべく早くさばいて、在庫量は最低限のレベルに

しておいたほうが、無駄な労力も資金も節約できますもんね。

あと、お値段をアップさせる方法のひとつとしてクリーニングなども。

ただしそのせいでボタンが紛失したりなどのリスクもあるので、

その辺は要検討かもしれないですよね。

楽な変更

お引っ越しをすると、まず住所が変わります。

場合によっては市外局番の関係で電話番号も変わります。

毎日の交通機関などにかかる費用も時間も変わってきたりします。

慣れるまでは本当に一苦労と言う感じですよね。

つい、住所変更の連絡を忘れてしまいそうなところが幾つかあります。

損害保険・生命保険・共済などの関連です。

共済等に関しては、窓口が空いている時間が限られていますので、

思い出した時いつでも用が足せるというワケではないのでご注意を。

その点、ちょっとだけ便利かな?と思うのが保険会社ですね。

損害保険や生命保険は、大手であれば国内でも外資系であっても

24時間対応可能なコールセンターが結構併設されていたりします。

荷ほどきが終わって一息ついたのが、例え真夜中だったとしても

思いついた時に完了出来る、という確率がかなり高くなっています。

そして意外と知られていないのが、転居予定の変更依頼です。

これはもしかすると、実施しているところとそうではないところが

分かれてしまうかもしれないのですが。

○月×日に転居をするので、その日以降はこちらの住所になるよう

変更をしてください、という依頼です。

もちろん何月何日には、また戻してくださいという依頼も可能です。

ちなみに応用編として給付の請求の時に、自分が入院している場合。

病院の住所や号室などを伝えて、一時的に変更をかけることもできます。

期間が分かる場合は正確に設定してもらえます。ご参考までに。

広さをいかしましょ

動線の確保って、すごく大事ですね。

引っ越しすると間取りも変わったりするので、

結果的に家具の置き場所が変わって、いろいろ慣れるまで

ちょっとの間は、不便さを強いられるのが一般的だと思います。

中には今までの家より広くなったので、通路が出来て動きやすくなった

というケースもあるとは思いますが。

慣れるまでの大変さだけじゃなく、そもそもの効率の良さを求めた

家具類の配置って、かなり重要ですよね。

寝室だとかリビングは、そうそう急いでいるワケでもないですし

慣れるまでの間も、そんなに大きな変化がナイと思いますが。

一番頻繁に使ってしかも、急いでいる事が多いのが台所ですよね。

家具を身長したわけでもないのに、なんとなく勝手が違って

自分の家なのにどうも落ち着かない、という事ってあると思います。

それは、きっと生活動線に合っていないからかもしれないです。

ここで下ごしらえをして、次にこっちで調理をして、

その間に、ここから食器をだして準備をして…。

せっかく広い間取りになったのに、あまり考えないでポンポンと置いていくと

あとから使いづらくて大変な目に遭ってしまうので要注意。

よくあるのは、配線や奥行きの関係で冷蔵庫をメインにして

あとのものは適当に置いていってしまって、あとで失敗するパターン。

そんなことにならずに済むように、当日までの間に

手書きでもいいので、簡単な間取り図を作って時間を見つけて

実際に新居でシミュレーションしておいたほうが失敗がなくてイイですよ☆