引っ越し見積もりの裏事情②

引っ越し料金の見積もりは、引っ越し業者によって大きく差が出る場合がありますよね。以前、これらの差は、「作業人数」「トラックの大きさ」「出精値引きの余力」の大きく分けて3つの要素で決まるというお話をいたしました。これらの掛け合わせによって、最終的には大きな差になる場合もあるため、きちんと把握しておくことが大切です。

しかしながら、安い見積もりだからと言って安易に選ぶのは危険です。たとえば、「トラックの大きさ」が値引きの理由だった場合、最悪のケースでは、荷物が積みきらないといったハプニングが起こることもあるんです。こういった場合は、費用の追加は交渉できる可能性がありますが、せっかく忙しい日程のなか計画を立てたのに、思ったように荷物の運搬ができない、ということにもなりますので、注意が必要です。特に、このトラックの大きさの判断は、営業担当者によっては見誤ることがあると言われており、注意が必要です。安く見積もって受注したい為に、トラックを必要以下の小ささで手配してしまったり、逆に、荷物が乗りきらないことを恐れて無駄に大きく見積もってしまったりと、きちんとした大きさのトラックを手配できない場合もあるんです。

また、荷物の詰め方についても、引っ越し業者によって違いがあることもありますので、頭の片隅に置いておきましょう。たとえば、タンスの中のものをだして別に梱包することを進める引っ越し業者もあれば、中身を入れたまま風をして運ぶことを推奨する引っ越し業者もあるなど、それぞれに運送方法の規定などがありますので、見積もり時に質問しておくといいでしょう。

引っ越し見積もりと言っても、その中身や定義は業者によって異なります。見積もりの仕方やルールをしって、きちんと「比較」できるようにしておきましょう。

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