ヤドカリと人間

オカヤドカリですら、自分が次に入りたい貝殻の寸法やカタチ等をしっかり手や目視で吟味してお引越しするというのに、私たち人間は駅からの距離や金額だけで決めてる場合が多いんじゃないでしょうか?もっともっと、五感をフル動員させて自分の感覚で決めないと。後で後悔しても遅いですよ。

大体は誰かが出て行った物件なんだから、それぞれ出て行った理由がある。まあ普通に家族構成の変化、職場の変化、収入の変化とかだったら全く問題はないですよね。

もしこれが「その物件特有の問題がある」とかだったら話は別。例えば、同じ建物の隣人が超神経質で、普通の生活音ですら苦情を入れてくるとか、決まって同じ時間になると何やら呪文みたいなのが聞こえてくるとか、ゴミ置き場が汚すぎて、部屋の至る所から虫やネズミが湧き上がってくるとか。言っておきますけど、全部実際に知り合いが体験した話ですからね。

まだまだ出て行きたくなるような例はイッパイありますが、とりあえずは現地をしっかり確認。その目でしっかりチェックして、なにか不審なところがないか探り、それから聞き込み調査です。前オーナーはなんで出て行ったのか、周りに問題行動を起こしそうなお宅は無いか。

近所をゆっくり散歩すれば、大抵話し好きで事情通のおじさん・おばさんが居るので、にこやかに話しかけて実態調査をするんです。私は必ずしています。だから変な人に悩まされた事も一度もなく、平和な毎日です。

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