布団ぶくろって、ご存知ですか?
名前の通り、引っ越しの時に使用する、中に布団を入れる袋です。
敷き布団を3つに折りたたんだものが、数枚入るようなサイズのもので
最後は、ひもで編み上げるようにクロスさせて、しばって出来上がり。
場合によっては、持ち手になるように、縄のようなものを
上にかけて使用する、ということもあるようです。
だいたい、引っ越しは朝にスタートするという事が多いので、
当然、前日の夜、寝る時に使用した布団を朝急いで荷造りしなければ
イケナイので、当日の朝いちばんにとりかかる作業ということになります。
ところで、この布団ぶくろ。
サイズ的にとても大きいので、いろいろなものを入れる事ができます。
ダンボールに入らないような、大きめの姿見の鏡などを
一番上に入れる、という方も、かなりの数いらっしゃるようです。
ですが、残念ながら、作業になれた業者さんの目からみると
一見しただけで、“布団ぶくろ”だという事がわかってしまうためか、
その扱い方も、どうしても雑になりがちです。
時間が限られている中での作業、布団が入っているだけなら、
多少乱暴に扱っても、中に包まれているのだから平気だろうと思うのでしょうか。
そうやって扱われた結果、中に入っていた鏡が割れてしまう事も多々あります。
ワレモノ注意をいう紙を貼っていても、そうなる事が多いようです。
そんな事故を防止するには、こちらで特に注意するようにして、
できるだけ、どの面から見ても鏡が入っている事が、一目でわかるような
注意書きを、袋に貼りつけるのが有効かもしれません。