引っ越しって、よく考えると不思議な言い方ですよね。
だいたいの人は、クルマを使って家具などを運びますし、
越すっていうのも、何を乗り越えるんだろう?と思います。
引くっていうくらいだし、もしかしらずっと昔。
クルマが世の中に普及して、一家に1台になる前の時代には、
リアカーみたいなものを使って、文字通り新居まで
家財道具を引っ張って行って、転居をしていたのかもしれないですね。
借家スタイルが、どのくらいの時代からポピュラーになったのかは、
さすがに知りませんけど、結婚して相手の家に嫁ぐというのは、
遥か昔からあったんでしょうし、きっと大変だったでしょうね。
今は、食器を新聞紙で何重かにくるんで、詰めすぎないように
注意してダンボール箱などに入れるのは、常識だったりしますが。
昔はそんなものないですし、近所中から風呂敷やらなんやらを
いろいろお借りして、かき集めての大騒動だったでしょうね。
だからこそ御あいさつ回りも、お金はかかりますが、本当にココロの
こもった意味があるイベントだったろうと思います。
今の日本は、“してもらって当たり前”という時代。
誰かに親切にしてもらったり、助けてもらってもお礼の言葉も
ろくに言えないで、そそくさとその場を後にしてしまう事が多いです。
業者は、仕事なので完璧にできて当たり前なのかもしれませんが、
それでも“ありがとう”の言葉は、パワーの源になります。
お互いに気持ち良くいられるためにも、是非使ってみてください☆