ペットの運命を左右した

近所に犬を飼っている友人がいます。

それもそこそこの年齢になっている大型犬が数頭です。

持家だったのでずっと家の中で飼っていました。

それが、いろいろな事情が重なり家を手放すことになりました。

新しく家を買うはずもなく

借家を探さなければなりませんが、

何匹もの大型犬と、家の中で一緒に暮らせる所なんて

そう簡単に見つかるものではありません。

だからと言って、一頭の方は結構な老犬です。

いまさら外で飼うのはとても無理です。

友人は必死に、いろんなつてを頼って家さがしです。

仕事の関係もあり、エリアもある程度限られています。

正直みんな無理じゃないかと思っていました。

友人自身もあきらめて誰かに愛犬を託さなければならないのでは

と思い始めていた時、見つかりました!!

家主さんがもう取り壊そうと思っていた一軒家です。

希望通りのエリアで確かに古い家ですが、中で犬を飼うのも自由。

使い勝手が悪ければ好きに改造しても結構と言われ、友人は即決。

愛犬たちと一緒のお引っ越しです。

特に改造しなければならないような不都合もなく、

犬たちも今まで通り自由に家の中を闊歩できます。

お年寄りの方の犬はそこで最期を迎えましたが、

友人も、最期まで看てやれたので悔いはないと言っていました。

もう一頭も今では老犬です。最近病気も見つかりました。

でも、さびしい思いをさせることなく最後まで看てやれそうで良かった…。

一時はあきらめかけましたが、

本気でかかれば何とかなるものですね。

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