引越しの時に、とにかく気を使う事って言ったら
やっぱりご挨拶ですかね?
借家だと、敵にもなるし味方にもなり得るのが“大家さん”です。
別に自分ではなんとも思っていないような事でも、
人によっては、物凄く癪に障るっていう事は珍しくないので、
行くまえには若干のシミュレーションとかも、いいかもしれないです。
あと、地域によっては“良かれ”と思ってやったことが
逆に相手のプライドを傷つけたり、逆鱗に触れることにもなるようです。
よく面倒がられるのは、なんと言っても京都ですかね?
つい最近もテレビ番組で扱われていましたが、
かなり独特の文化があるようなので、しっかり予習が必要だと思います。
例えば、“約束した時間”への意識の違いが出ていました。
家に招かれた際には、それがどれだけ自分にとって
目上の存在だったとしても、少しだけ遅れていかないと失礼にあたるとか。
でも外の場所で待ち合わせた時は、絶対にお待たせしないのが礼儀だったり。
一見、頭がかたそうで面倒な人たちだと思ってしまいそうですが
全てのことには理由があるわけで。
その風習について言えば、“おもてなしの心”が深く関係しています。
親切の押しつけも、自分ルールのゴリ押しも良くないのですが
郷に入っては郷に従えとも申しますので。
わざわざ波風を立てるのではなく、相手の立場に立って考えて
一呼吸置いて、それでも納得できないようであれば
紙に書き出して気持ちを整理するだけでも、だいぶ落ち着きます。
慣れるまでは大変ですが、どうか負けないで下さいね。