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三重県 引越情報

三重県ってどんなところ?どんな街があって、どれくらい人が住んでいるのか?盛んな産業は?など、引越しをするのなら知っておきたい情報をご紹介しましょう。

三重県に引っ越すための基本情報

県庁所在地の津市の人口は2012年現在で28万人を超えていますが、平成の大合併以前は16万人ほどで県庁所在地の中で一番少ない人口でした。ですが、人口が少ないわけではなく、他の市にも分散されているからです。その証拠に、県全体の人口は約185万人もいます。

三海岸線は複雑で、国内最大の半島である紀伊半島と志摩半島の二つの半島とリアス式海岸が特徴です。また大小多くの湾があります。台風がよく通過するので「台風銀座」と呼ばれています。南北に長い地形のため地域によって天気の差が激しく、大雪になるエリアもありますが、全般的には温暖な気候です。

昔から観光業を中心に栄えてきた県で、歴史的なものから近代的なレジャー施設、豊富な食材、アクセスに便利な立地と魅力がたくさん詰まったところです。また中京工業地帯に位置しているため工業や貿易も盛んで、非常にバランスのとれた地域と言えるでしょう。

三重県の観光は?

観光で栄えてきた三重県は見所いっぱい。まずは伊勢神宮でしょう。全国の神社の本宗であり、江戸時代より常にお伊勢さん参りをする人たちが集まっていました。周辺もたいへんな賑わいです。伊勢神宮は離れたところに内宮(ないくう)と外宮(げくう)とあり、外宮をお参りしてから内宮に行くという順番が正しいとされています。緑に囲まれた敷地を歩いて行くと、気持ちが自然に落ち着きます。お参りの後は、内宮前のおはらい町およびおかげ横丁でお土産を買ったり名物を食べたりしてください。伊勢うどんと赤福はあまりに有名ですが、ぜひ本場でいただきましょう。

伊勢には、まだまだオススメ観光地があります。伊勢神宮の参拝者の宿泊地や身を清める場所として賑わっていた二見浦。お土産屋や旅館街を通って、名所である夫婦岩を見て、締めは海獣と楽しめる水族館・二見シーパラダイスに行きましょう。このエリアだけで一日楽しめます。水族館といえば、鳥羽水族館もはずせません。

三重県はレジャー施設も充実しています。志摩スペイン村は、その名の通りスペインをモチーフにしたテーマパークです。F1開催地として知られている鈴鹿サーキットは、サーキット場のほか、遊園地や宿泊施設、温泉などを揃えた複合施設です。ナガシマスパランドは西日本最大のテーマパークで、東京ディズニーランドに次ぐ広さです。絶叫マシンといえばここというくらい、多彩なアトラクションが揃っています。アウトレットモールが併設されており、長島温泉とともに一大レジャーランドを形成しています。

自然公園も複数あり、多種多様な楽しみ方ができる三重県。観光に行くのはもちろんですが、住むにも魅力的なところですね。どんな人でも楽しい時が過ごせるでしょう。

三重県ってどんな産業が中心なの?

高級和牛として名高い松阪牛をはじめ、伊賀牛・加茂牛と肉牛の産地です。緑茶の栽培面積・生産量・生産額は全国3位。ミカンの栽培も行われています。林業では、ヒノキや杉が出荷されています。

三重県は海の幸の宝庫。伊勢エビやアワビといった高級食材に恵まれています。また志摩で獲れる天然トラフグを「あのりふぐ」といい、ブランド化されました。ヒジキや青のりなどの海藻類も有名です。食材ではありませんが、真珠の養殖でも知られています。

中京工業地帯であり、大規模な石油コンビナートや港があるため、工業や貿易も盛んです。また大都市圏の中間地点という立地を生かして、三重県には大企業の工場が集まっており、生産拠点・物流拠点となっています。一方で、ロウソクや和紙、焼き物などの伝統工芸も多々あります。