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大阪府 引越情報

大阪府ってどんなところ?どんな街があって、どれくらい人が住んでいるのか?盛んな産業は?など、引越しをするのなら知っておきたい情報をご紹介しましょう。

大阪府に引っ越すための基本情報

粉もん文化、なにわのおばちゃん、お笑いなどなど特徴的な面が多く、また何かと東京と比較されることもあり、日本一話題に上りやすい都道府県ではないでしょうか。

「京の着倒れ、大阪の食い倒れ」という例えがありますが、京都の人は衣類に、大阪の人は食にこだわりがあるという意味です。まさにおいしいものがいっぱい。たこ焼き・お好み焼き・うどんなどのいわゆる粉もんと言われる、小麦粉を使った食事は名物でもありますし、地元の人が昔から慣れ親しんできた味でもあります。関東と関西の出汁の違いが話題になりますが、関西はかつおぶしと薄口しょうゆで出汁をとり、全般的に関東より薄味です。関東の人が大阪府に引っ越してきたら出汁の味や色にとまどうかもしれませんが、飽きのこない味付けが気に入ると思います。

大阪府の人口は約886万人(2012年現在)で東京・神奈川に次いで3番目、西日本では1番。西日本の要となる街です。一年を通して温暖な気候ですが、大都市特有のヒートアイランド現象で、夏は熱帯夜が多くなります。

西日本の拠点として鉄道も高速道路も整備されていますから、どこへでも便利に移動できます。また大阪空港と関西国際空港(関空)の2つの空港を擁しているので、国内はもちろん海外へもひとっ飛び。関空は1994年9月に開港しましたが、旅客・航空貨物両方の24時間運用を開始した日本で初めての空港です。

大阪府の観光は?

大阪府はお祭りが盛ん。日本三大祭りの一つとされる「天神祭」は、火と水の祭典とも呼ばれています。約1カ月の間、様々な行事が行われますが、クライマックスは最終日の724日。大川(旧淀川)を舟が行き交い、奉納花火が打ち上げられます。「岸和田だんじり祭り」は、大勢の男たちが猛スピードで引き回すだんじりが見もの。岸和田の住人は、だんじり祭りが終わった直後から、一年後の祭りの日を待ち遠しく過ごしています。花火大会を含め他にもたくさんのお祭りがあるので、お祭り巡りという楽しみ方もできますね。

豊臣秀吉が築城した大阪城(大坂城)の天守閣は再建されたものですが、堂々とした佇まいに多くの観光客が訪れます。府内には、古墳や神社・仏閣も多数あります。

人が集まる大阪府ですから、テーマパークやショッピング施設、スポーツ施設はかなり充実しています。アメリカ以外の海外に初進出したユニバーサルスタジオ・ジャパン、ジンベエザメのいる海遊館のあるエリア・天保山ハーバービレッジやひらかたパークなどのテーマパークは、子どもから大人まで楽しめます。道頓堀や新世界といった繁華街は、なにわの雰囲気が凝縮されたような場所です。新世界のシンボル・通天閣にもぜひ上ってみましょう。

大阪府ってどんな産業が中心なの?

江戸時代には「天下の台所」と謳われ、日本三大商人と言われる「大坂商人」の地ですから、昔から物流や商業の中心地でした。また阪神工業地帯を形成する大阪府は東京と並ぶ主要都市であり、大阪湾や川を利用した水運・工業用水のおかげで、多くの企業が集まり、様々な産業が発達してきました。また東大阪市はものづくりのまちとして全国的に有名で、たくさんの中小企業ががんばっています。

大都会とはいえ郊外に行けば自然に溢れ、農業も行われています。春菊(菊菜)は全国1,2位の生産量があります。意外に思うかもしれませんが、デラウェアが全国3位。他にもフキやコマツナ、ミツバなど全国でトップテンに入る野菜があるのです。まとまった量の生産があり、独自の技術で栽培されている野菜21品目を「なにわ特産品」に、昔から栽培されている17品目の野菜を「なにわの伝統野菜」と定めています。さすが食にこだわる地域です。