帰り便、って聞いたことありますか？

あまり聞きなれないかもしれませんが、実は引越しを安く済ますテクニックの一つが、この「帰り便」の活用です。ある運送トラックが、引越しで東京か ら名古屋まで荷物を運んだとします。そのトラックはもちろん名古屋から東京まで帰るのですが、何も荷物を積まずに帰るのは、引越し業者にとったら、無駄に なります（空気を運ぶのと同じです）。そこで、そのトラックの帰りに、ついでに荷物を運んでもらうのが「帰り便」です。引越し業者も空荷で帰らなくて済み ますし、ユーザーも安く引越しを済ませられますので、互いにメリットがあります。

だったらなんでみんな「帰り便」にしないの？という風になりますが、帰り便のデメリットというか条件は、日時を引越し業者に合わせなければいけませ んので、引越し予定日に幅を持たせれるユーザーのみ、利用できるものになります。引越し業者に何軒かに「○月○日頃、引越しを予定していますが、帰り便っ てありますか？』と聞いてみてください。日程が合えばすんなり引越し料金が安くなりました、となる可能性があります。「帰り便」知っておいてくださいね。

バイク、原付の引越しの際はトラックサイズが上がることも～ガソリンはしっかり抜いて

バイク、原付そして自転車は、実際にトラックの荷台に積み込まれている状態を見ると分かりますが、意外にスペースを取る荷物なんです。またタイヤな どで着地面積が狭く、安定しないため積みにくい・他の荷物を積み上げることができません。この自転車・原付・バイクが1台あるこだけでで、トラックのサイ ズをワンサイズ大きくしなければならなくなることもあり、その分料金が高くなる原因となります。

そのような料金アップのリスクなどを考えると、引越し先が近い場合は、お客様自身が乗って運んだほうが安い料金で済むことが多いです。それでもバイ ク、原付を引越し会社に運んでもらう場合は、必ずガソリンを抜いておいておくように。「危険品」（標準引越運送約款第4条第2項第2号）と扱われてしまい かねないです。「危険品」については、引越し会社では運んでもらえません。ですから、ガソリンを使い切るか、抜いておいてください。古いガソリンの処理 を、ガソリンスタンドに処分を依頼する場合は、事前に電話などで確認したうえで持って行きましょう。そのガソリンスタンドの設備やサービスによっては断ら れることがあります。専門の廃棄物処理業者が一番理想ですが。