最近の調査によると、約3人に1人が、何らかのペットを飼っているのだそうです。また、犬や猫に限って見ても、約4人に1人は飼っているという調査結果となっています。すっかり日本人にとって無くてはならないものになったペット。もはや、共同生活者と言っても過言ではないでしょう。そんなペットと引っ越しをすると決まった時、みなさんならどうしますか？近距離での引っ越しであれば、ご自身で運ぶこともできますが、その他の荷物の異動との兼ね合いで、なかなか日程が合わないこともありますよね。そんなときは、プロに任せてしまうのが一番かもしれません。

ただし、通常の引っ越しでは、ペットを特別に運ぶことはプラン外のことがほとんどのため、専門輸送を依頼することになるケースがほとんどです。たとえば、犬や猫の場合、ケージなどに入れて運送することがほとんどです。短い距離であっても、乗り物酔いをしてしまうことが少なくありませんので、移動の前には、必ずトイレを済ませておくようにし、直前の食事なども避けるようにしましょう。

また、最近人気の熱帯魚や金魚といった水の中の生き物については、自力で運ぶのはますます難しいかもしれません。専門業者に任せておくのが一番でしょう。基本的な運搬方法は、厚手のビニール袋に水を入れて、発泡スチロールケースに入れて運ぶ方法です。揺れを防ぐために、空気がやや少ない割合となっている場合が多いようです。移動中の排泄を少なくするために、引っ越しの数日前からエサを少なくしておくようにしましょう。

また、引っ越し後は、大切なペットが新しい環境に慣れるように十分配慮しましょう。犬の場合であれば、近所での散歩は欠かせませんので、前もって近隣に挨拶しておく方が、後々のコミュニケーションでもいい素地を作ってくれるかもしれません。万が一、吠えてしまったり、マーキングをしてしまうなどの粗相があっても、人間関係がうまく言っていれば、大きなトラブルになるのを防いでくれるかもしれません。