引っ越し見積もりを出す前に

あなたの持ち家、そのままで大丈夫ですか?持ち家を売ったり貸したりするために引っ越しをする方も少なくないかと思いますが、そのまま査定に出したら行けません!きちんとポイントを押さえてから見積もりを出すようにしましょう。査定が大きく変わる可能性がありますよ。

まず、最も大切なのは、掃除をきちんと行うこと。当たり前のようですが、実際はなおざりになっているかたも少なからずいらっしゃるようです。特に、引っ越し後の掃除がポイント。いくら引っ越し前にキレイにしても、引っ越し作業の際にホコリやゴミが出てしまうものです。引っ越し後にも必ず掃除をしましょう。特に売却の場合、少しの瑕疵や欠点でも値下げ交渉の対象になりかねませんので、スキを作らないことが大切です。また、大型家具があった場所などは色が変わっていたり、キズがついている場合もありますので、きちんと確認しておきましょう。

また、盲点なのが、窓の汚れや水回りの水アカ、カビなどです。特にカビについては、日本の風土も影響して、水回りのみならず、押し入れやタンスなどもカビになっている場合が多く見られますので、注意が必要です。かたく絞った雑巾できれいになるカビもありますし、根が張ってしまっている場合は、カビ用の専用洗剤を使うか、もしくは専門業者に頼むのもいいかもしれません。専門業者への費用と査定による値下がり幅を考慮して対策を考えることが大切です。

また、床や天井、壁紙の状態も、心象に大きく影響しますので、きちんと対策を講じておきましょう。壁紙などはひどい破れや色変わりなどがある場合は、いっそのこと貼り替えてしまうのも一つの方法です。壁紙が新しいだけで、ずいぶん印象も変わりますよ。専門業者に頼まなく絵tも、ホームセンターなどで壁紙やツールを揃えれば、コストも大幅に圧縮することができますので、ご自身でチャレンジしてみるのもいいかもしれません。

こうした基本的な清掃や修繕を行った後、最後の仕上げはプロの専門業者に頼むのもいいでしょう。まずはご自身でしっかりとした準備をすることが重要です。ご自身での下準備が、成功する引っ越しの第一歩と言えるでしょう。また、困った時は一人で抱え込まず、周囲の人に相談するか、プロに依頼してみることが大切です。意外と長期間の準備が必要な引っ越しだからこそ、無理のないペースで進めたいものですね。

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