人間界は、卒業やら試験やら転勤やらで、大忙しです。
気温のほうは、北のほうだと雪もかなり残っているらしいし、
まだまだ肌寒い感じが多くて、春真っ盛りとまではいかない感じです。
でも自然界では、着々と春の準備が進んでいますね。
春の芽吹きの代名詞、ふわふわの毛で覆われた“ネコヤナギの木”。
今年は近くに見当たらないせいもあって、まだ見ていませんが。
子供のころは、春といえば、赤白黄色のチューリップのお花を
書いていたような気がします。
大人になると、いつのまにかサクラにすり替わっていましたけど。
一応、我が家にもネコの額ほどですが、小さなお庭があるので、
今から、どんなお花が芽を出すのかワクワクしちゃいます。
このくらいの時期になると、野鳥も動きはじめますよね。
ツバメとか、もっと身近だとカラスなんかが巣作りを始めます。
普通は、鳥って巣のお引っ越しはしないものなんですね。
ほとんど毎年、これから生まれてくる自分たちのタマゴやヒナのために
新しい材料で巣をこしらえるんだそうですね。
ヒナが巣立ちやすい時期とか逆算すると、今くらいの時期がちょうどイイんだそうです。
誰に教えられることもなく、自然に一番イイ時期を選んで、
パートナーを見つけたり、巣をこしらえたり、子供をつくったり。
人間もそうですが、全ての生き物にもともと備わっている“本能”って、
本当にスゴイもんですよねぇ。
ふと改めて考えてみて、なんだかとても感心してしまいました。