数年前のある日を境に、プッツリと連絡の途絶えてしまった
ひとりの友人から、先日いきなり電話がありました。
ビックリしましたし、とても心配していたので
ひたすら質問攻めにしてしまったのですが、何を聞いても
とにかく“詳しい事はまだ話せない”の一点張りでした。
…とは言いつつも、なんとか会う約束を取り付ける事ができました。
それが、ちょうど昨日のことでした。
ひたすら周囲をキョロキョロと見回し、何かにおびえているような
一見すると奇妙な状態でしたが、なんとか話を聞けました。
要するに、“夜逃げ”をしたのだそうです。
ちなみに私も、その友人に幾らかの額、金銭を貸していました。
なんでも、奥さんの親の連帯保証人になってしまって、
膨大な額を借りて、そのまま踏み倒して逃走されてしまったので、
そのツケが全部、保証人である自分へと回ってきたのだそうです。
今でも、そんなひどい話があるのだと驚きました。
そして四方に手を広げながら、支払いを逃れる方法を見つけました。
それが、夜逃げだったそうです。でも、詳細を聞いて更に驚きました。
なんと夜逃げの手引きをしてくれたのは、だれもが知っている、
とても有名な引っ越し業者だというのです。
あんなのテレビドラマの中だけの世界だと、勝手に思い込んでいたんですが
実際に存在するのだと知って、まさに驚愕でしたね。
これからあと5年は、このまま息を潜めて暮らすと言っていました。