お引っ越しといえば欠かせないのが荷造り。
みんな多かれ少なかれ、何度かは経験しているようです。
中には、自分じゃなく友人や家族・親戚の手伝いの経験だけ、
というチョット羨ましいかたも、いらっしゃるようですが。
荷造りには、いろんな人の知恵がありますよね。
以前、家族が“北海道⇔近畿”での移動を、急にしなければ
いけなくなった、ということがあったのですが。
本当に突然の話でしたので、所持金もあまりなくて
その上、準備期間もほとんどナイ、というような状態でした。
もちろん移動した先の土地で、必要なものを買い揃える資金すらも
乏しかったので、できるだけ今ある手持ちのモノを運んで、
使おうという事になりました。
ちなみに、移動手段はフェリーでしかも冬期間でした。
船上は、かなり大荒れになることが予想されましたので、
梱包の際には、ガッチリかつ慎重にすることが求められました。
衣類などの、固くも重くもない物はいいのですが。
問題なのはパソコンやミニテレビなどの、精密機器の類です。
そこで、大活躍したのが袋入りのポテトチップスでした。
ポテトチップスの袋って、基本的にパンパンな状態なんですが、
押せばある程度はヘコんでくれる、という程度の弾力なので、
固いものを衝撃から守るクッションとしては、抜群でした。
しかも、微妙にあいた隙間をキレイに埋めてくれるので、
そういう機械がグラグラしないで、安定して収容できました。
ちなみに、コレは母親からの知恵でした。
幾つになっても親にはかないませんね。