引っ越しの挨拶、どうしてますか? ~いつ、誰に?~

引っ越しの準備って、本当にいろいろあって忙しいですよね。家の中の片づけはもちろん、手続きやら、お金の管理やらで手いっぱいになってしまいます。それに加えて、引っ越しには、住まい環境という「コミュニティ」から「コミュニティ」への移動、という意味もありますので、近隣との良い関係が欠かせません。

とはいうものの、トラブルが起きてしまいやすいのも、引っ越しの難しいところ。騒音やゴミの問題など、引っ越しの忙しさにかまけておろそかにしてしまうと後で大きな問題にもなりかねません。引っ越しのあいさつをきちんと行うことで、トラブルのない引っ越しをしましょう。

まず、今住んでいる旧居の近隣挨拶については、引っ越しの2~3日前が一般的と言われています。あまり付き合いのない大きなマンションなどであれば、前日でもかまわないかと思いますが、逆に、親しくお付き合いをしていたのであれば、一週間前のあいさつでもいいでしょう。早すぎると良くない、ということではありませんが、適度な機関としてはこのくらいがちょうどいいかと思います。

また、引っ越し先の新居の近隣挨拶については、引っ越し当日か、遅くとも翌日までに挨拶を済ませてしまうようにしましょう。どんな人が近くに引越してきたのか、誰でも気になるものですので、挨拶がないと近隣の方も不安に思ってしまうでしょう。毎日の交流がなくても、何かの時に助け合いが必要になるのが近隣ですので、最初はきちんと挨拶するようにしましょう。

また、挨拶に伺う相手の範囲についてですが、「いったい何軒先まで挨拶に行けばいいの?」と悩む方も少なくないかと思います。一般的には、マンションやアパートなどの集合住宅では、両隣と上下階の方に挨拶しておきましょう。意外に思われがちなのが、上の階への配慮が必要な点です。これは特に、ファミリーでの引越しの場合、お子さまの声や足音が上の階に響くということが少なくありません。もちろん、大家さんへのあいさつも忘れないようにしましょうね。

一軒家の場合なら、両隣と前、ナナメ左右と2~3軒先くらいまでと言われています。ゴミ収集や町内会などでの付き合いもありますので、きちんとごあいさつを欠かさないようにしましょう。

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