自分でできる、カンタンなお部屋のメンテナンス③

前回、前々回に引き続き、引っ越し後に見つかったトラブルについての応急処置について見ていきたいと思います。前々回はトイレの水トラブルについて、前回はお風呂場のトラブルについて、と水回りのトラブルについて見てきました。

今回は、引っ越し後の部屋のメンテナンスについて見ていきたいと思います。集合住宅だと特に気になりがちなのが、ドア屋窓の開け閉めの際に出る音ですよね。ドアの開閉の際に、キーキーとなってしまうドアは、毎日の生活ではストレスになりがちです。そんな時は、ドアがきしんでいることが原因と考えられますので、油をさしておくとよいでしょう。ドアの金具である「蝶番」の部分に、工具用の油をさし、滑りを良くします。また、蝶番のねじが緩んでいる可能性もありますので、合わせてネジのゆるみも解消しておきましょう。

また、ドアが引き戸の場合は、まず、サッシ部分にゴミがたまっていないか確認しましょう。ドアや窓を取り外してゴミを取り除き、同じく油をさしておけばOKです。たいていの場合はこれで解消するのですが、それでも解消しない場合は、戸車を交換するという手もあります。ただし、こういったメンテナンスが発生する場合は、あらかじめ管理人や大家さんに相談するようにしましょう。

引っ越し直後はわからなくても、生活をしていくうちに、徐々に建物や部屋の「クセ」のようなものが分かってくるかと思います。そんなときは、慌てずにメンテナンスで乗り切るようにしましょう。

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