無理をしない妊娠中の引っ越し

ただでさえ大変な引っ越し作業。引っ越し先の物件を決めたり、引っ越し業者を探したり、荷づくりをしたり、手続きをしたり・・・。などなど、本当に、引っ越しというとやるべきことが盛りだくさんで、頭がパニック状態になってしまう方も少なくないと思います。

ましてや、ご自身が妊娠中などの場合は、さらに大変さが増します。まず、当たり前のことですが、妊娠中の引っ越しの場合は、絶対に無理をしないようにしましょう。特に、荷作りなどで無理をしてしまいがちですが、不断であればたいしたことがないと思えるような作業でも、思っている以上に母体に負荷をかけてしまうことがあります。「引っ越し」というと、自分では気づかないうちに、ストレスを重ねている場合もありますので、できるだけj家族などに「甘える」状況を作っておくようにしましょう。

特に、「重いものは持たない」「腕を高く上にあげたりしない」「一気に力を入れるような動作は避ける」「調子が悪いと思ったら、すぐに横になる」という点を気を付けて行動するようにしましょう。高い窓の拭き掃除や、ゴミ片づけなどで力を入れてしまうなど、思っている以上に引っ越し作業では力仕事が発生します。代行できる部分はお願いするなど、できるだけ「他人任せ」で進めるようにしましょう。

また、母子手帳についてですが、現在お住まいの地域で発行された母子手帳は、引っ越し後もそのまま使用できます。また、妊婦健診の助成金額は、行政機関によって金額が異なりますので、あらかじめ調べておくようにしましょう。母子手帳発行の際にもらった助成券はそのまま使えるのですが、自己負担額が変わりますので、窓口などで相談してみましょう。

何よりもまず、ご自身とお腹の中の赤ちゃんの健康を第一に、安全でスムーズな引っ越しを目指しましょう。

賃貸物件でワガママをお願いする場合は?

賃貸住宅の物件探しの場合、自分の希望と物件の状態・条件をマッチさせなければならないため、なかなか難しい面もありますよね。たとえば、ペットや楽器などの条件については、禁止している賃貸物件もあるため、せっかく「ここに引っ越したい!」と思っても、入居がかなわない場合も出てきてしまいます。

楽器を弾きたい、という条件がある場合は、大家さんに必ず交渉しましょう。大家さんが楽器を禁止している場合、その理由としては近隣からの騒音クレームという点が大きいかと思いますので、その点についての責任をご自身で負うという点をきちんと説明し、早朝・深夜は演奏しない、といったルールを提示するといいでしょう。現在禁止している物件で許可をもとめるのはなかなか難しいとは思いますが、こちらからルールを提示し、近隣へのあいさつや説明を行うなどの誠意を見せれば、譲歩してくれる可能性もあるようです。

また、ペットの場合は、音に加えて臭いやゴミといったトラブルの原因を敬遠する大家さんが多いため、こちらもきちんと交渉しましょう。たとえば、水槽で買えるペットであれば音やにおいなどに問題がない点を説明するなど、交渉の余地はあるかもしれません。引っ越し前にきちんと大家さんに説明し、理解を得られるようにしましょう。間違っても、引っ越し後に内緒に飼うといったことは避けましょう。

また、エリアや立地、広さなどは気にいったけれど、内装が古いといった場合も、遠慮せずに交渉しましょう。あくまでも丁寧に交渉すれば、もしかしたら引っ越し前に修繕してくれるなどの対応を検討してくれるかもしれません。

いずれにしても、ひととひととの交渉事ですので、礼儀正しい態度が重要です。また、遠慮せずに伝えるべきところはきちんと伝えるようにしましょう。

有利になる賃貸物件の交渉テクニックとは?

引っ越しにおいては、何よりもまず物件探しが重要になりますよね。希望のエリアで理想の物件を探したあと、少しでもおトクにしたいな~、と思ったら、ちょっと交渉を試みてみましょう。ダメでもともと。無理のない範囲で試してみれば。もしかしたらオトクに引っ越しができちゃうかもしれません。

まず、大前提として、不動産屋さんの営業担当マンや大家さんには礼儀正しく接し、仲良くなれるようにしておきましょう。感じの悪い態度を取っていたら、交渉のテーブルにもつくことはできないでしょう。たとえば、連絡は早めにする、はっきりと伝える、など、担当営業マンが「このお客さんには丁寧に接したいな」と思えるような対応を心がけることが大切です。

担当営業マンとのコミュニケーションがうまくいき、信頼関係を築くことができたら、いよいよ交渉です。たとえば、もし費用をおさえてほしい場合は、家賃を低くしてほしい、という交渉よりは、「礼金を半分(もしくはゼロ)にしてほしい」という交渉のほうが効果的です。そもそも例金がない物件の場合は難しいかもしれませんが、たとえば最初の1カ月分の家賃を無料にしてほしい、といった交渉も可能性としては考えられます。というのも、大家さんの立場としては、集合賃貸住宅の場合、部屋によって家賃が異なると管理が難しかったり、次の住居人も同じ水準にしなければならないなど、経営面でのデメリットが多いために、家賃の減額といった交渉を好まない傾向にあります。

その代わり、礼金をおさえる、家賃を1カ月分サービスする、といった交渉であれば、家賃の水準自体はそのままですので、あとあとの経営には影響しづらく、交渉しやすいのです。引っ越しの際は、ぜひ交渉にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。思わぬオトクをゲットして、引っ越しに余裕ができるかもしれませんよ。

引っ越し時の入居審査とは?

新しい生活を始めるにあたって、引っ越しをする方も多いかと思います。引っ越したら新し家具を買ったり、部屋に友人を呼んだり・・・。な~んていうイメージを膨らませているかたもいるのではないでしょうか。ただし、そこには乗り越えるべきハードルがあるんです。お気に入りの街で、理想の物件を見つけたけど、イザ、「入居審査」になったら、入居できなかった!という悲惨なことにならないためにも、前もって「入居審査」についてきちんと理解しておきましょう。

そもそも、「入居審査」とは、大家さんが、「このひとに家を貸しても大丈夫かな?」と審査することで、特に決まった規則があるわけではありません。大家さんによって、その入居条件は異なりますので、部屋探しの際などにあらかじめ確認しておく方がいいでしょう。たとえば、「学生限定」という物件もあれば、逆に「学生はNG」という物件もあります。また、「女性限定」「男性限定」という条件もありますし、「単身者のみ」といったケースもあります。つまり、大家さんが、その物件をどのような環境で経営したいか、という経営方針に関わってくるケースが多いようです。

また、地域や慣習などによっても、入居審査の方法は異なりますが、一般的には、「保証人」や「職業」「独身・ファミリー」といった基準による入居条件がもうけられていることが多いようです。いずれも、家賃の支払いといった経済面に影響するポイントと、物件をどのように使うか、といったメンテナンス面でのポイントに影響する基準において、入居審査をすると考えられます。

入居審査については、法的な根拠のある場合は少ないのですが、物件という大きな賃貸契約となりますので、大家さん側の入居審査にも一理あると言われています。逆に、自分が既存の住人であれば、新しく入居するひとについては、きちんとした人がいいな~、と思ったりしますよね。安全・快適に暮らしていくための入居審査と考えると、こちらの対策としてもスッキリしますよね。

引っ越し業者のオトクなサービス

引っ越しをする際に、みなさんが一番気にするのが、「どの引っ越し業者に依頼するか」ということではないでしょうか。テレビコマーシャルを放映するような大手の引っ越し業者から、郵便ポストなどでみかける地元の運送業者まで、引っ越し業者とひとことで言っても、いろいろなジャンルの引っ越し業者があって、なかなか選べませんよね。

見積もりの内容については、いろいろ検討するかと思いますが、そのほかのプラスサービスについても、ちょっと頭の隅にいれて検討するのも一つの手かもしれません。たとえば、大手の引っ越し業者では、訪問見積もりをするだけで日用品やお米、ミネラルウォーターなどをプレゼントしてくれるといったサービスを実施している場合があります。また、期間限定で、インターネット経由の申し込みの場合は、引っ越し料金が半額になるなどの特典を実施している引っ越し業者もあります。

そのほか、日程を指定しない場合は引っ越し料金が割引になる大手引っ越し業者などもありますので、ご自身の希望や条件に合わせて選んでみるといいかもしれませんね、

プラスサービスとは少し異なりますが、オプション費用やサービスパックなどのラインナップでも、比較することができる場合があります。転勤の場合は、クロネコヤマトのように家具レンタルなどを実施している引っ越し業者もありますので、引っ越し後もオトクに生活できちゃいますよ。

引っ越しとひとことで言っても、みなさんの条件や環境によって、なにが「オトク」なのかは千差万別。自分に合った引っ越しをするためにも、インターネットなどできちんと調べて比較検討するといいかもしれませんね。

引っ越し時のトラブル対応は

せっかく決まった順調な引っ越しも、思わぬトラブルで気分がブルーになってしまうというケースも少なくないようです。新たな生活のスタートラインを気分よく切るためにも、あらかじめトラブルになりやすいポイントを押さえておいて、なるべく引っ越しトラブルを回避できるようにしておきましょう。

よくあるトラブルと言うと、大家さんや不動産屋さんが最初に行ったことと違うことを言いだすケースです。言った・言わない、というトラブルは、引っ越しに限らずよく置きがちなトラブルのタネですが、引っ越しにおいては、大きな金額も動くタイミングですし、生活がかかっていますので、はっきりさせる必要がありますよね。

たとえば、前の住人の退去後に部屋の改修をするという約束だったので、その間に待っていたら、結局部屋が他の人に決まってしまっていた、あるいは思っていた部屋と違っていた、というケースです。他の人に決まってしまっているケースというのは意外に少なくなく、引っ越しにおけるトラブルでよく聞かれるケースです。

おおよそが口約束の場合が多いため、結局泣き寝入りしてしまいがちです。どうしても「この部屋がいい」という希望がはっきりしている場合は、内乱などの際も記tんと書面を交わすなどの自衛策をとるようにしましょう。ただしその場合、こちらも手付金などを要求されることがありますが、契約に際しては内容をよく読んで契約するようにしましょう。

また、思っていた部屋と大きく異なる場合は、契約の内容にもよりますが、あまりにも異なる場合は契約を解除する旨を申し伝えましょう。

退去が決まったらやることリスト

引っ越しの準備をし、新居も決まって気分はウキウキしているかと思いますが、それでもまだまだ引っ越しが完了するまでは、やることがたくさんありますよね。たとえば、部屋の退去について、きちんと準備をしていますか?ついつい、新居のことばかり考えがちで、退去のことまで頭がまわらない、という方も少なくないのではないでしょうか。

既に退去の準備をきちんとしているかたも、全然考えていなかった、という方も、あらためて引っ越し時の退去についておさらいしておきましょう。そもそも、退去の連絡について、現在の住居の大家さんにはいつ頃までに連絡しておくべきなのでしょうか。正確な退去通知期間については、入居時の契約書に記載されているはずですので、きちんと確認しておくようにしましょう。おおよその目安としては、1カ月や2カ月という場合が多いようです。もし、このチェックを怠ってしまうと、場合によっては、退去までの日割家賃を請求されるケースもありますので、注意しておきましょう。

また、退去の連絡については、管理会社が管理している物件の場合は、管理会社に連絡するのが一般的です。また、日常的に大家さんとやり取りをしていた場合でも、こういった手続きの場合は不動産屋などの仲介業者が行う場合もありますので、大家さんだけではなく、不動産屋さんなどにも連絡しておきましょう。

隊所についてはも様々な手続きがあります。公共料金なども手続きが必要ですし、新聞を購読している場合はそういった手続きも必要です。まずは時間に余裕を持って、きちんとひとつずつ手続きしておくようにしましょう。

賃貸住宅の防犯対策はお済みですか?

引っ越し先が決まると、引っ越し作業の準備や荷作りなどなど、大忙しになりますよね。新しい生活もスタートすることですし、忙しさと、気分の高揚で胸が高鳴るのではないかと思います。しかしながら、そんななかでついウッカリ忘れてしまいがちなのが、引っ越し先の防犯対策なんです。

新しい環境ですと、まだ周囲の雰囲気などもつかめていませんので、ついつい「これくらい大丈夫」と楽観的に考えてしまいがちですが、実は、引っ越ししたばっかりのタイミングが危ないんです!まず、一番最初に気を付けるべきことは、カギの交換です。もちろん、大家さんに無断で勝手にカギを交換してはいけませんので必ず最初に確認しておきましょう。

最近では、大家さん側であらかじめ好感していることがほとんどと言われていますが、きちんと確認しないと、あとで後悔することにもなりかねません。大家さん側でも、「カギは必ず交換しておく」というルールはありませんので、場合によっては交換されていないケースもあるようです。その場合、前の住人が入ることもできてしまいますので、不安ですよね。たとえ、カギを回収した、と言われても、合カギの分までは把握できていないはずですので、必ずカギの交換をお願いするようにしましょう。

また、窓ガラスにも防犯対策は欠かせません。ベランダがあるような部屋であれば、外から見えないようにシートなどで覆いをしておくことも大切です。また、ガラスを破られないように、防犯フィルムを張っておくなどの対策もしておくと安心かも知れませんね。

後で後悔しないように、防犯対策はしっかりしておくことが、気持ちの良い引っ越しを成功させるポイントかもしれませんね。

引越しするなら、見積もりサイトが便利

いますぐ引っ越しした~い、というかたは、迷わず引っ越し業者をインターネットで選べる、一括見積もりサイトを活用してはいかがでしょうか。引っ越し業者一括見積もりサイトを利用すれば、仕事で忙しいかたでも、24時間いつでも好きな時に引っ越し業者選びをすることができます。

引っ越し一括見積もりサイトには、テレビコマーシャルを放映するような大手引っ越し業者から、地元の中小規模の運送系業者まで、多くのジャンルの業者から選ぶことができますので、自分が知っている限られた情報以外にアクセスすることができますよね。

最近では、数多くの引っ越し見積もりサイトがありますので、いくつか調べてみるのもオススメです。なかには、引っ越し業者によっては、あるサイトでは登録されていても別のサイトでは対象外になっているなどと言ったこともありますので、もしお目当ての引っ越し業者がある場合は、一括見積もりサイトをいくつか比較してみるのもいいかもしれません。サイトによっては、一度に見積もり依頼をできる数が決まっているサイトもありますので、よく比較してみましょう。

また、同じ条件であっても、引っ越し業者によって見積もり金額が大きく異なることもありますので、きちんと比較してみることが大切です。もちろん安い方がウレシいことに間違いはないのですが、あまりに安すぎる場合、後からオプション費用などを請求されてしまうケースもあるようですので、見積もり内容をきちんとチェックすることが大切です。

忙しい現代人にとって、引っ越し一括見積もりサイトは、業者選びの強い味方ですよね。ぜひ活用して、スムーズな引っ越しをしましょう。

よくわかる物件情報の「読み方」

引っ越しで物件選びをしているときには、不動産屋さんの前に貼っていある物件情報の紙や、物件情報誌に掲載されている物件情報などから、引っ越ししたい新居を探しますよね。でも、そういった物件情報を本当に正しく理解して、きちんとした情報を手に入れているかたは、どのくらいいるのでしょうか?ただでさえ不慣れな引っ越しで、難しい専門用語などが使われている物件情報は、しろうとにはなかなか理解が難しいところもチラホラ。

たとえば、よく見かける「徒歩○○分」といった表記ですが、この意味はおわかりですか?これは、広告の規定できちんと定められている計算方法があるんです。「徒歩1分=80メートル」という計算で日本全国統一されていますので、たとえば、「駅から徒歩5分」といった表記の場合は、「5分×80メートル=400メートル」の距離が駅からある、という意味になります。ただしこの計算は、あくまでも地図上の計算ですので、改札口から正確に測ったりしたものではありません。また、坂道や信号なども考慮されていませんので、あくまでも参考程度に考えるといいでしょう。

また、肝心の部屋の広さについてですが、「○○畳」という表記も、実は奥が深いんです。畳の数で広さを表しているんでしょ、と思ったかた、半分正解ですが、半分はNGです!というのも、畳には、「京間(191×95.5cm)」「江戸間(176×88cm)」「中京間(182×91cm)」と呼ばれるものがあって、地域によって大きさが違ってしまうんです。関西の方が東京方面に引っ越しをする際に「狭いと感じる」という話はよく聞きますが、それはこの畳の大きさの違いが原因なんですね。

このように、単純に「物件情報」といっても、掲載されている内容をじっくり読むと、情報のお宝がギッシリ詰まっているんです。引っ越しをするなら、かならず物件情報の「読み方」をマスターしながら紐といて行くと、思わぬ発見や理想の物件に出会えるかも!?